一般歯科

当院の一般歯科では「虫歯治療」「根管治療」「歯周病治療」「入れ歯治療」などの治療を行っております。歯の痛みや歯茎の腫れは、一般歯科にご相談ください。

一般歯科における当院の特徴

1デンタルコーディネーターによる丁寧なカウンセリング

はじめて行く歯科医院で、院内の雰囲気に慣れる前に診療台に座って、椅子を倒しながらのカウンセリングは緊張しますよね。当院では、専門機関でトレーニングを積んだデンタルコーディネーターと呼ばれるカウンセラーが、患者様の緊張や不安な気持ちをほぐしながら、カウンセリングを行います。 初診の際は、30分程度時間をかけて丁寧にカウンセリングを行い、患者様の悩みや治療後のイメージ、ライフプランなど、適切な治療のご提案に必要な情報を確認させていただきます。

2患者様のご要望に沿ったオーダーメイド治療

治療費、少ない治療回数、審美性や機能性の高い治療など患者様が求める治療に対する優先順位はさまざまです。当院には、保険適用の治療や自費診療などさまざまな治療をご用意しておりますので、患者様のご要望に沿ったオーダーメイド治療が実現できます。

3丁寧なアフターフォローで再発させない治療

丁寧なアフターフォローで再発させない治療

何度も治療を繰り返していると、歯の機能をどんどん低下させてしまいます。当院では、治療後も丁寧なアフターフォローと充実した予防治療で皆様の虫歯や歯周病の再発を予防します。

虫歯治療

虫歯は進行度合いによって、治療方法が異なります。それに伴い治療中の痛みや通院回数など患者様のご負担も変わるので、虫歯は早期発見・早期治療を心がけてください。

虫歯の原因を理解して、治療の負担を軽減

虫歯の原因を理解して、治療の負担を軽減

歯が十分に磨けていないと、口の中に食べかすが残り歯の表面に歯垢や歯石となって付着します。虫歯菌と呼ばれる細菌は、この歯垢や歯石が住処となり糖を餌に増殖し、口の中に酸を発生させ、この酸によって歯が溶ける症状こそが虫歯なのです。 虫歯の原因からもお分かりいただけるかと思いますが、丁寧な歯磨きや甘い物を控える、間食をしない、定期的に予防治療を受けることなどが、虫歯の予防につながることをご理解いただけたでしょうか。

虫歯の進行

虫歯の進行は大きくわけて5つのステージに分かれ、ステージによって適切な治療方法が変わります。

C0:虫歯の初期症状

C0虫歯の初期症状

C0の虫歯は、痛みがなく見た目の変化もほとんどないので見落としてしまう方がほとんどです。歯の表面が白く濁りはじめた、透明感がなくなったなどの症状がある場合は、先送りせず早めに相談しましょう。

【治療方法】

C0は、歯を削らずに虫歯の治療をします。歯を丈夫にしたり、再石灰化を促すフッ素を塗布して、自然治癒で虫歯を治します。

C1:虫歯がエナメル質に到達した状態

C1虫歯がエナメル質に到達した状態

歯の表面のエナメル質に虫歯菌が侵食しているC1は、エナメル質の透明感がなくなり、白く濁ったり、穴が空いて薄い茶色に変化します。この状態は、虫歯が神経に触れていないので痛みはありません。

【治療方法】

C1の中でも症状が軽い場合は、C0同様フッ素を塗って虫歯を治します。

ほとんどの場合では、虫歯菌が侵食した部分の歯を削り、つめ物(インレー)で穴を塞ぎます。当院では、保険適用のつめ物と天然の歯とほぼ見分けがつかないくらい審美性の高い自費診療のつめ物をご用意しております。※審美治療についてご興味のある方は、こちらをご覧ください。

C2:虫歯が象牙質に到達した状態

C2虫歯が象牙質に到達した状態

エナメル質よりも一つ内側の層の「象牙質」は、とても柔らかく虫歯の進行スピードが早いので注意が必要です。歯髄(しずい)と呼ばれる歯の神経に近いこともあり、C2になると冷たいものや甘い物を取ると歯がしみるようになります。

【治療方法】

C1同様、歯を削って虫歯を除去します。虫歯菌を残してつめ物(インレー)やかぶせ物(クラウン)をしてしまうと、虫歯が再発するので丁寧に治療を行うことが重要です。

当院では、できるだけ痛みの少ない治療を心がけておりますが、治療中に我慢できない痛みがある場合は、ご遠慮なくお申し付けください。

C3: 虫歯が神経に到達した状態

C3虫歯が神経に到達した状態

歯の神経や血管がある歯髄(しずい)に虫歯が到達すると、歯茎が腫れ、ずきずきとした鈍痛があります。

このような症状を歯髄炎(しずいえん)と言いますが、歯髄炎は進行の度合いによって2種類に分類され、歯髄充血の段階では神経を抜かず歯を削ってC2同様の治療を実施。神経を残すことが難しい場合には、神経を除去した上で歯の根元の治療(根管治療)を行います。

※根管治療についての詳細は、こちらをご覧ください。

C4: 歯の根まで虫歯が到達した状態

C4歯の根まで虫歯が到達した状態

歯の根まで虫歯が到達した末期のC4は、神経が死んでいるので痛みを感じることはありません。通常歯が見えている部分の「歯冠(しかん)」は、ほとんどなくなり歯の根っこ部分(歯根)だけが残っている状態です。

この状態になると、歯を残すことが難しいので抜歯をして、インプラント入れ歯、ブリッジなどで失った歯の補修治療を行います。

根管治療

根管治療

歯根部分に虫歯菌が侵入した場合は、根管治療をして虫歯の進行を食い止めます。血管や神経が複雑に入り組んだ歯髄の治療は、精密な治療となるため歯科医師の技術力と経験が必要です。当院では、拡大できるマイクロスコープを使って、患部の細かな部分を確認しながら丁寧に治療を行います。 また、神経を治療する根管治療は、施術中に痛みを伴うことがあります。できるだけ痛みの少ない治療を心がけますが、痛みに我慢できない場合は早めにお声がけください。

根管治療の流れ

※審美治療について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

歯周病治療

歯周病治療

歯周病菌がお口の中で増殖して毒素を出すと、歯茎や歯を支えているあごの骨(歯槽骨)を溶かし出します。 このような病気を歯周病と言いますが、30歳以上の日本人の80%は歯周病にかかっているといわれるほど多い歯周病の初期症状は、歯茎が腫れ、歯磨きをしたときに出血する程度ですが、放置することで歯が抜け落ちることもあるので注意が必要です。 また、糖尿病や狭心症を引き起こしたり、妊婦中に歯周病にかかると低体重児や早産の原因にもなるほど歯周病は恐ろしい病気ですので、早めに治療を受けましょう。

歯周病の進行

歯周病は次のように進行します。

1歯肉炎

毒素によって、歯茎が溶けだし腫れなどの症状を引き起こした状態です。歯を磨くと出血する場合があるのも、歯肉炎の代表的な症状です。

【治療方法】

歯肉炎の場合は、歯に付いた歯垢や歯石の除去(スケーリング)をして症状を改善させます。スケーリングの回数は、症状や患者様の免疫力によっても異なります。また、ご自宅でも丁寧な歯磨きなどセルフケアを心がけてください。

2軽度の歯周炎

あごの骨が溶け始めた状態です。歯茎の腫れや出血、痛みなどの症状がありますが、軽度の歯周炎であれば、抜歯をしないで治療ができます。

【治療方法】

歯周炎同様、スケーリングとセルフケアで症状を改善します。

3中度の歯周炎

更にあごの骨が溶けて、歯がグラグラと揺れたり強い痛みを感じる場合があります。歯茎も腫れて膿や出血が伴う場合もあります。

【治療方法】

スケーリングに加えて、症状によっては歯茎を切開してスケーリングでは取れない歯茎の内側に溜まった歯石の除去を行います。歯石がきれいに取れたら、歯茎を縫合して外科的手術は終了です。

4重度の歯周炎

歯茎はブヨブヨ、歯の周りにある歯槽骨は吸収されて、歯が抜け落ちる寸前の状態です。

【治療方法】

歯を温存するために、歯槽骨を補強する再生療法を実施。スケーラーでしっかりと歯石の除去を行い、その後、再生療法用の薬剤を注入して歯槽骨再生を促します。再生医療後も定期的にスケーラーを行い、経過観察します。

当院ではできるだけ歯を温存できるような治療を心がけておりますが、再生療法を行っても症状が改善できない場合は抜歯をして、インプラントブリッジ入れ歯で歯の補修を行います。

当院の歯周病治療の種類

スケーリング

スケーラーという専用の医療器具を使って、歯の表面や歯周ポケットの溜まった歯垢(プラーク)と歯石を除去します。

外科的手術

外科的手術

スケーリングでは除去できない歯周ポケットに溜まった歯石を、歯茎を切開してきれいに取り除く治療です。歯茎の裏に溜まった歯石がきれいに取れたら、歯茎を縫合します。

再生療法

歯周病菌によって溶けた歯を支える骨「歯槽骨(しそうこつ)」を再生する治療です。スケーラーで歯石を除去した後に、専用の薬剤を注入して歯槽骨の再生を促します。半年程度で歯槽骨は再生されます。

正しい歯磨きの指導

正しい歯磨きの指導

歯を磨くときの力が強すぎると、歯の表面についた食べかすを上手く除去することができません。また、利き手などの理由で、磨き方に癖があると磨き残しをしやすいので注意が必要です。当院では、歯科医師または歯科衛生士が丁寧に正しい歯の磨き方を指導します。 歯磨きでは、取れない歯と歯の間の汚れを糸ようじや歯間ブラシを使って除去したり、マウスウォッシュでお口の中を除菌するなど、より丁寧なセルフケアもご紹介します。

入れ歯治療

虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失った場合の選択肢に入れ歯治療があります。入れ歯というと高齢者の治療のイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、最近では審美性の高い入れ歯や噛み心地が良く、機能性の高い入れ歯もあるので、入れ歯治療を希望する若い方も増えています。

入れ歯のメリットとデメリット

メリット

デメリット

入れ歯の種類

入れ歯は大きくわけて2種類に分かれます。

部分入れ歯

部分入れ歯

上または下のあごに対して、1本でも歯が残っている場合は部分入れ歯が適切です。バネと呼ばれる留め具を、残っている歯に引っかけて入れ歯を固定します。 部分入れ歯には、できるだけ費用を抑えて治療をしたい方におすすめの「保険適用の入れ歯」と、食事の温かさを感じて食事を楽しんでいただける入れ歯や、歯茎と同じピンク色のバネを使うことで入れ歯をしていることが目立ちにくく審美性の高い「自費診療の入れ歯」があります。

総入れ歯

総入れ歯

あごに1本も歯がない方には総入れ歯が適切です。歯茎の上に被せる土台(床)の上に、義歯がきれいに並んだ総入れ歯にも、保険適用の入れ歯と自費診療の入れ歯の2種類があります。

当院の入れ歯の費用

部分入れ歯

保険適用の部分入れ歯

主材料:プラスチック
5,000円~13,000円(自己負担3割の場合)

自費診療の部分入れ歯

主材料:コバルトクローム合金・チタン合金
165,000円(税込)

総入れ歯

保険適用の総入れ歯

主材料:プラスチック
10,000円(自己負担3割の場合)

自費診療の総入れ歯

主材料:コバルトクローム合金・チタン合金
275,000円(税込)~385,000円(税込)

ブリッジ

ブリッジ

ブリッジとは、数本がまとまり橋(ブリッジ)のような形状をした人工の歯(かぶせ物)を、装着してケガや虫歯などで失った歯を補う治療です。歯がない両側の歯を支えにするので、健康な歯を削らなければいけないというデメリットもありますが、保険が適用できるので、治療費を抑えたいという方を中心に支持を受けています。

ブリッジのメリットとデメリット

メリット

デメリット

当院のブリッジの治療費

保険適用のブリッジ 8,000円(自己負担3割の場合)
自費診療のブリッジ 210,000円(税込)(義歯の素材や本数によって金額が変わります)