虫歯やケガで歯を失った場合、インプラントと入れ歯がよく比較されますが、脳梗塞で手に麻痺がある方には、インプラント治療が適切です。
その理由として、入れ歯を取り外したときに落としてしまうと破損をする恐れがあります。また、入れ歯は毎日丁寧に専用のブラシを使ってメンテナンスをしなければいけませんが、手に麻痺がある場合はメンテナンスをすることが難しい、または十分にできないことが想定されます。
嚥下障害を起こしている場合には、入れ歯を間違って飲み込んでしまうことも考えられますので、脳梗塞で手に麻痺がある方には、インプラント治療を推奨しております。
なお血液をサラサラにするお薬を服用していて、血が止まらないことをご不安に感じている方もいらっしゃるかと思いますが、止血操作を適切に行うことで、安全に治療を受けていただくことができるので安心してください。