定期検診の重要性
こんにちは！
札幌市白石区東札幌イオン東札幌店２F デリック歯科の歯科衛生士の伴です。
歯医者さんで治療が終わると「～か月後に定期健診でお待ちしていますね」と言われませんか？
もう治療するところは無いのになんでまた歯医者に行かなくてはいけないのだろう。
そう思う方も多いかと思います。
従来の考え方では歯医者さんは痛くなってから行くところといったイメージを持たれていたのですが、
今では歯医者は痛くなくても検診で通った方がいいと言われています。
今回は定期検診の重要性についてお話したいと思います。
まず、定期検診の受診率について、予防歯科の先進国である
スウェーデンでは、定期検診受診率が９０％以上に対し、日本ではなんと２％となっています。
その結果スウェーデンでは８０歳になった時点で２０本の歯が残っているのに対し、日本では８０歳以上の方で歯が残っている本数は平均的に8本しか残っていないというのが統計的に出ています。
そもそもスウェーデンと日本では、なぜこんなに定期検診の受診率が変わってくるかというと、日本は保険がきくので、比較的に費用を抑えて治療することが可能なのですが、海外では保険がきかないので虫歯の治療１本するにしても～万円など、とてもお金がかかってしまうので、海外の人は虫歯になりたくない、なったら大変だと思いメンテナンス（定期検診）に通うというのが根付いています。またお家での手入れも気をつけています。
そういった違いもあり、歯の本数にも日本との違いが出ています。
定期検診を受けることで
・歯のトラブルを未然に防ぎ、良い状態を維持出来る。
・もし虫歯になってしまっても早期発見、早期治療に繋がる。
・歯をきれいに保つことが出来る。
定期検診の主な目的は、虫歯や歯周病などのお口の中のトラブルを未然に防ぐ、早期発見、早期治療です。
特に歯周病は自覚症状が現れにくく、知らぬ間に歯周病が進み自覚症状が起き、歯科医院に行ってからでは遅かったということもあります！
そうなってしまう前に定期検診では歯石除去や歯のクリーニングを行い、歯周病の原因となるプラークや歯石を取り除き歯周病の予防を行います。
また、自覚症状がない状態での虫歯があった場合は、早期に治療を行えばそれほど大掛かりな治療にならないケースがほとんどです。
虫歯が進んでしまい根の治療が必要となると、時間も費用もかかってしまいます。
虫歯がもっと進行してしまうと歯が持たないので、抜歯になる可能性が高く、噛む機能にも大きく影響し、その後の歯の寿命にも関わってしまいます。
また予防の基本となるのは毎日の正しい歯ブラシですが、歯ブラシだけでは十分に汚れが落とせないので定期検診ではご自身で取り切れない部分をきれいにしていきます！
皆さん定期検診でお待ちしています！！！
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