こんにちは!お盆休みで御墓参り、地元に帰られる方も多いと多いと思います。札幌は微妙な天気が続いていますが、風邪など引かぬように気をつけて下さい。

今回は抜を抜くときの器具について説明したいと思います。               抜くと判断するのは、歯周病で周りの骨などが大きく無くなっている時、虫歯が非常に大きく被せ物が出来ない時、後は親知らずを抜く時が多いです。

大まかな器具としては、骨の中に埋まっている歯を脱臼させるためのへーベル、脱臼させた歯を掴み、そのまま抜いてしまう鉗子(ペンチみたいなもの)などがあります。



歯周病などで抜いてしまう歯には、周りに多くの不良肉芽と呼ばれる歯周病菌に感染した歯肉があります。それをそのまま残しておくと、その後の治癒を阻害してしまうため、取り切る必要があります。その時使うのが、鋭匙(小さいスプーンみたいなもの)です。                   これで、不良肉芽を取り、感染源を残さないようにします。

簡単そうに思いますが、実際やってみると中々難しいところがあります。患者さんに不安や痛みを与えないで治療が出来るようにこれからも精進して行きます。

投稿者: デリック歯科