こんにちは!

札幌市白石区東札幌イオン2階 デリック歯科の歯科衛生士の鈴木です。

 

今回は定期検診についてお話しします。

 

なぜ定期検診に行かなければならないのか、と思っている方が多いと思います。

定期検診はただ歯のお掃除をしているだけではありません。

歯の虫歯、歯周予防をすることで、全身の健康を守ることにつながっています!

 

スウェーデンは、歯科の「予防先進国」として知られています。

日本は、各先進国と比較すると、まだまだ「予防」という概念が広がっていません。

日本では多くの人がむし歯や歯周病の治療を繰り返し、最終的に歯を失っているのが現状です。

 

お口の健康は身体の健康にも影響を及ぼします。

全身疾患のリスクを回避するために、歯医者での定期検診を受け、

むし歯や歯周病の予防をしていくことがとっても重要なんです!!

 

「歯が悪くなってから歯医者に行って治療をする」のではなく、

「歯は悪くなる前に予防する」ことを心掛けていきましょう!

 

 

日本は先進国の中でも「予防重視」の国々に比べて、特に定期検診の受診率が低く、

80歳の平均残存歯数においても他国と比べて大きな差が出ています。

 

55~74歳の男女1060人に行った「人生の振り返り」に関するアンケートの中で

健康に関しての後悔はありますか?という質問に対しての解答

第1位が「歯の定期検診を受ければよかった」でした。

若いうちは、面倒くささ、忙しさを言い訳にして

歯医者は歯が痛くなってから行く!という方が多いと思います。

しかし、むし歯や歯周病を放置し、最終的に歯を失ってしまってからでは取り返しがつきません。

若いうちは歯があることが当たり前で定期検診の重要性も分かりづらいかもしれませんが、

将来の自分が後悔することがないよう、できるだけ早いうちに予防に取り組むことをおすすめします。

 

 

また、上下の歯でしっかり物を噛むという行為は脳の血流を上げてくれる効果があり、

奥歯が無い状態の人はある人に比べると認知症になるリスクが

1.9倍も上がるという事もわかっているそうです。

 

また、歯がない方は歯がある方に噛む癖がつくため、

顔貌の非対称さも目立ってきたり、一方の顎だけが痛くなってしまったりしてしまいます。

しっかりと安定した噛み合わせがある事で、お食事も断然美味しく感じられます。

 

人生は100年時代です。

生涯おいしく楽しく生活していくためにも、歯はとても大切です!!

定期検診に通って、早期発見早期治療を心がけることで健康な歯を保つことで

全身の健康も保っていきましょう!

投稿者: デリック歯科