歯周組織の構造
こんにちは!デリック歯科の安達です!
今回は歯周組織の構造という事で、歯の周りには何があるのか、お話ししたいと思います。
歯周組織はまず4つに分けられます。1.歯槽骨 2.セメント質 3.歯肉 4.歯根膜です。
それでは、それぞれの役割について説明します。
歯肉は歯槽骨と歯に付着していて、、噛んでいる間に物理的あるいは化学的な刺激を受ける役割があります。
歯根膜は、歯を歯槽骨に固定する強靭な結合組織であり、歯根表面のセメント質と歯槽骨との間を結んでいます。歯根膜は主としてコラーゲン線維からなり、線維の一方はセメント質に、他方は歯槽骨に埋入して、歯を歯槽窩(か)内につるす形となっており、噛んでいる時に歯に加わる力を緩衝する機能も果たしています。
セメント質は、歯根の表面を覆っている石灰化した結合組織で、そのおもな機能は歯根面に歯根膜の線維をくっつけることにあります。
歯槽骨は顎の一部を形成し、歯を支える役割を果たしています。
それぞれがとても大事な役割を持っています。また、歯周病(歯槽膿漏)とは、細菌が歯槽骨を溶かしてしまう事です。進行すると歯を抜かなくては行けなくなってしまいます。そうなる前に、ご自身で歯磨きを習慣づけ、定期的に歯医者さんで検診を受けて下さい!
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