誤嚥性肺炎について
こんにちは、デリック歯科 粟野です!
皆さんは肺炎という病気ご存知ですか?肺炎とは名前の通り肺が菌や刺激によって炎症を引き起こしてしまっている病気です。症状としては発熱、咳、痰や全身倦怠感、胸の痛みなどがあります。初期はのどの痛みはあまりなく、痰を排出しようと咳を繰り返すことで炎症を起こす場合があり、重篤な場合は死に至るケースがあります。2018年の統計調査によると、死因第4位に挙げられるくらい代表的な病気なんです。 しかし、実は肺炎は僕たちが予防可能な病気でもあるんですよ!肺炎の原因の一つに誤嚥性肺炎というものがあります。誤嚥とは飲食物や唾液(だえき)を、誤って食道ではなく気道に飲み込むことです。普通、唾液が誤って気道に入ると、反射によって咳が起き外に排出されますよね。しかし、寝ている間や神経の反射が老化によって低下してくると、誤嚥が起きてしまい、肺炎を引き起こしてしまうのです。唾液って動物が傷口を綺麗になめて治すから綺麗って思いますか?・・実は唾液の中にはたくさんの微生物、細菌が泳いでいるんです!唾液1ml当たり、1億~10億もの細菌が泳いでいます。これが全て肺に入り、繁殖すると肺は血液中の免疫反応で一気に炎症状態になってしまうんです。
つまりお口の中を綺麗にすれば、唾液中の細菌が養分とする糖分やたんぱく質が少ないため、増殖しにくいので、誤嚥による肺炎を予防できるんですよ!若い方でも疲れていると免疫が下がって容易に肺炎になる可能性があります。僕は中学3年生の時に部活を頑張りすぎて疲れている頃に肺炎にかかってひどい思いをしました。ぜひ皆さんもお口の中を清潔にして日々健康に過ごしてくださいね。
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