こんにちは!

白石区東札幌イオン2階、デリック歯科、歯科助手の松居です!

北海道では雪虫が飛び朝晩は寒くなって、冬の空気を感じる様になりましたね❄️体調を崩しやすい季節柄、皆さまお体には十分にお気をつけくださいませ🍁

さて、今回は

🦷【唾液】の重要性と役割、ドライマウスついてお話しをさせて頂きたいと思います!

◉唾液が分泌される「唾液腺」は耳の下に存在して「おたふく風邪」の際に腫れる耳下腺、顎の下にある顎下腺、舌の裏にある舌下腺といった大唾液腺と、口腔、咽頭に無数に存在する小唾液腺に分けられます。一般的に食べ物が口に入ったときに分泌される唾液は耳下腺から、安静時特に睡眠中に分泌される唾液は主に顎下腺からと考えられています。

【唾液には7つの働きがあります】
 

消化作用

お口の粘膜の保護作用

洗浄作用

殺菌作用

緩衛作用

再石灰作用

排出作用


〜洗浄作用について〜

唾液には歯についた食べかすを洗い流してくれる働きがあります。唾液の量が減ると、洗い流してくれる力も低下するので、歯の表面に付いた食べかすが残留しやすくなります。虫歯菌はこれらの食べかすを栄養源として増殖していきますので唾液の量が減ると虫歯菌が増えやすい環境を作ってしまうことになります。

【ドライマウス(口腔乾燥症)になると体に起こるダメージ】

細菌が進入し感染症にかかりやすくなる

消化吸収機能が低下する

食べ物の味が分からなくなる

口臭がひどくなる

口の不快感が強くなる

【ドライマウスの対策】

口呼吸をやめる

飲酒・タバコをやめる

噛む回数を増やす

水分補給をする

★生活習慣の改善が必要になります!

【ドライマウスの自覚症状】

口臭が気になる

ストレスや悩みを抱えている

口の中がネバネバする

頻繁に水分が欲しくなる

夜、喉の渇きで目が覚めてしまう

乾いた物が食べにくい

味がわかりにくい

…などがあります。

【ドライマウスの原因】

ストレス

更年期障害

筋力の低下

フェーグレン症候群などの病気や高血圧薬などの薬剤がドライマウスの原因になる事もあります。

加齢の影響はそれほど大きくないと言われています。

◉普段、お口の中から出ている唾液をあまり意識していないと思いますが、虫歯予防は日々のブラッシングだけでなく、【唾液】の分泌が虫歯の予防にもなるのです。また唾液腺の働きは自律神経に支配されている為、ストレスを溜め込まず唾液の分泌を促すケアに取り組む事が全身の健康と若さを保つ事に繋がります✨

お口の乾燥、口臭等、何かご質問等ありましたら当医院スタッフまでお声掛け下さい♪

投稿者: デリック歯科