こんにちは!

デリック歯科、歯科医師の大野です。

朝晩はすっかり寒くなり、いよいよ暖房が必要な季節がやってきましたね。

皆さん、体調崩されたりしていませんでしょうか。

私の最近の楽しみは、秋の味覚を食べることはもちろんですが、毎日ベランダから藻岩山の紅葉の変化を眺めることです。

今年は、例年よりも一段と綺麗な色づきに感じますので、近々紅葉ドライブにも行きたいなあと思っています。

真っ赤なもみじも好きなのですが、毎年楽しみにしている近場の紅葉スポットは「北大いちょう並木」です。

北大病院で勤務していたころは、患者さんから「帰りに銀杏拾って帰りたいから、ビニール手袋をちょうだい」とよく言われこっそりお渡ししていました(笑)

私のおすすめの時間帯は太陽の光が絶妙で人が少ない早朝です。一面黄金色に染まったいちょう並木は絶景で毎年とても感動しています。

さて、デリック歯科には、お子様のお口に関して気になることとして、虫歯はもちろん、歯ならびについての相談でたくさんの方がいらっしゃいます。

歯ならびは、歯の周りにある唇、頬、舌のバランスで大きく左右され、これら3つの筋肉の力のバランスを整えることが非常に大切です。

今回はそのバランスを整えるための装置である「プレオルソこども歯ならび矯正法」をご紹介したいと思います。

「プレオルソ」は永久歯の生えそろっていない3歳から10歳くらいの骨が軟らかい時期に、お子様の成長に合わせて顎を広げて永久歯の生えるスペースをつくっていくマウスピース型の矯正装置です。

プレオルソ装置は、上下一体型で歯全体を覆うので、出っ歯や受け口がなおりやすく、ある程度の歯の凸凹を治すことも可能です。

起きている時の1時間と寝ている時にマウスピース型の装置を入れて、口腔周囲の機能(舌の位置、口の周りの筋肉など)が正しく機能するように訓練し、鼻呼吸になるようにして治療していきます。

骨の軟らかい時期に行うことで、お子様の負担を最小限に抑えた治療が可能になります。

プレオルソ矯正法は、ワイヤーを使った本格矯正のような100%のゴールをめざす矯正治療方法ではありませんが、小児期に口腔内外の環境を整え、実用的な歯ならびと健康的な口元を得ることを目指しています。

将来的に本格矯正になる場合でも、先にプレオルソ矯正を行っておくことにより、抜歯や後戻りを防ぐ可能性が高まります。

本格矯正は費用も高額で、治療も長期に及ぶため、矯正治療に踏み切れないお子様に対して、治療方法も簡単で期間も短いので負担も少なく低価格ではじめられます。

また、軟らかい材料を使用しており、取り外しすることのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあればご自身で口の中から外すことができます。

注意事項として

  • お子様が装置を入れてくれないと良くならない点
  • 最初はお子様にまかせず、保護者の方が声掛けや褒めていただいて寄り添っていただきたい点
  • 頬づえ、うつぶせ寝、舌の癖などの悪習慣があると良い結果が得られないので、お口の筋肉のトレーニングが毎日必要になる点

などがあげられます。

デリック歯科に、詳しいパンフレットもご用意しておりますので、ご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

投稿者: デリック歯科